リネンコ日誌(26)『天国飯と地獄耳』+缶バッジ
キノブックス版は2026年5月中にお求めを!
■最高の装幀、今すぐゲットだぜ
木下グループ傘下の出版社である「キノブックス」の法人解散に伴い、同社から2018年に刊行された拙著『天国飯と地獄耳』の絶版が決まりました。出版契約は2026年5月末日をもって満了です。以下、少しだけお知らせを。
紙の書籍は、現在市場に出回っているもので、品切れ次第終了となります。今後の重版予定はありません。名久井直子さんの装幀、タダジュンさんの装画、いしいしんじさんの推薦帯。どれをとっても著者としては大のお気に入りで、なるべくたくさんの方の本棚で大切にしてもらえるといいなと思っていました。
手元に約二十冊ほど紙書籍がありますので、今後「リネンコ」が出展する文芸系イベントで、ちまちま頒布していきたいと思います。予定は未定ながら、こればかりは完全に早いもの勝ち、一期一会です。
2026年5月末日で電子書籍も配信終了となります。これは、「すでにキノブックス版の電子書籍をお持ちの方は、引き続き購入済みのアイテムをお楽しみいただけます」「2026年6月以降は、配信販売ページそのものがなくなり、新規購入ができなくなります」という意味です。私の印税も5月末で締められて、おしまい。キノブックス版の電子書籍が欲しいという方は、駆け込みでのお求めをお急ぎください。
↓ ↓ ↓
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784909689016
さて。「単行本一冊分まるまる完成しているのに、どことも出版契約がない」コンテンツが残りました。紙書籍の市場在庫が僅少となった他の既刊でも、電子書籍版の売れ行きは細々と動き続けているので、こうしたケースは今回が初めてです。どうしたもんでしょうか。
大手出版社にかけあって新たに出版契約を交わし、文庫版など別形式で再版する流れが一般的ですが、この流れがどんどん一般的でなくなってきているのが2026年現在の業界事情です。まぁまぁ厳しいですよね……。南沢奈央さんはじめ、さまざまな著名人が愛読書に挙げてくださり大変評判が良かった本で、少しは根強いファンがいますが、といって数十万部のベストセラーでもない、微妙なところ。もちろん、どこか出版社が新たに欲しがってくださる、ビジネスとして黒字化の目処も立つよ、ということであれば、それは私だって喜んで話に乗りますので、是非ご連絡ください!!(大声)
ただ、並行して、「自費出版プロジェクトとして出し直す」方向性も考えはじめています。数百部刻みで採算が取れる形式ならば、未知の読者との出会いを求めて手売りしたほうが早い気がする。いいかげん電子書籍を制作販売するノウハウも得ておきたい、という個人的事情もあります。他社復刻の道も探りたいのでスケジュールは未定ですが、デジタルパブリッシングの実験台にできる自前のコンテンツが過去から一つ転がり込んできたぞ、と捉えて、今夏の宿題にしてみようかと。
まだどうなるかわかりませんが、もし興味を持ってくださったニュースレター読者がおられましたら、最後の機会にキノブックス版『天国飯と地獄耳』をお手に取ってみてください。将来的に自費出版で出し直すなら、そっちのほうが利益率は高いんですけどね……。でも、とにかく装幀がかわいい。モノとして、家にあると嬉しい。これが見納めになるのはしのびない。というわけで、損得勘定は度外視したおすすめです。
■「I AM JAPANESE」缶バッジに修正かけました
SUZURIで販売中の「I AM JAPANESE(白)」缶バッジについて、ご購入者様の購入報告により、当方の想定よりキワキワの仕上がりサイズであることが判明しました。SUZURIの仕様上、全サイズの個別調整は難しいので、以後はアイテムを2種類に分けて販売します。
★小さな32mmと44mmは以下からお求めを。大サイズは非推奨です。
https://suzuri.jp/okadaic/19399093/can-badge/32mm/white


★大きな56mmと75mmはこちらからお求めを。小サイズは非推奨です。
https://suzuri.jp/okadaic/20000704/can-badge/75mm/white


新規に「大きな缶バッジ」というデザイン項目を立てました。既存の缶バッジにも、すべてサイズ修正がかかっていますので、追加購入をご検討の方はご注意ください。「前と同じのが欲しい」とのご要望には応じかねますが、今回の改訂により、より視認性の高い、より日の丸とわかりやすいアイテムが増えています。
過去、「このサイズがいいんだよ〜」とご満足いただいた方はよいですが、もし「このサイズはさすがに買って失敗したなぁ〜、金返せ」と泣き寝入りだった方がおられましたら、是非とも、何卒、個別にご連絡ください。SUZURIは匿名購入が基本で、同サービス内での返品交換は難しいですが、いずれ私が類似コンセプトの頒布物を自主制作した際に無料プレゼントするなど、何かしら補償の措置を考えます。缶バッジのサイズごとの売れ数は把握していますので、「2026年5月18日以前にご購入の方」について、個別にクレーム対応が可能です。
いやぁ、「一度売り始めた商品」の「作り直し」って大変ですね! プリントオンデマンドならまだしも、在庫が発生する商品でコレを続けるのは大変だ。よかれと思って微修正しても「元のほうがよかった」と言われるかもしれないし、といって、おいそれと商品名や販路を変えたりもできない。勉強になりました。
なお、同一デザインで白丸サイズが固定の(別色の地に白丸を貼りつけただけというレイアウトの)アイテムも取り揃えておりますので、そちらも合わせてご贔屓にどうぞ。缶バッジだけ、こういうサイズ調整ができないんですよ。やれやれ。カルビーのポテチ袋が白黒になる国で、赤白黒のグッズを末長く売り続けることができますように。








